- この元絵はルーブル美術館に所蔵されています。この人は、ほんとに多くの自画像を描いています。若い時も歳をとっても、苦しい時も楽しい時もいつも自画像。その時々での表情など比べてみると面白いかも。この人の人生の終盤は、借金や息子の死などあまり恵まれていなかったように思えますが、亡くなった年に描かれた自画像は、人生を終えようとしている人の穏やかさが感じられます。
- <贋作の大きさ> カンバス地(22.0×29.0cm) 2010年制作
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<元絵の情報>
縁なし帽をかぶり、金の鎖をつけた自画像
1633年
70.0×53.0cm
レンブラント・ファン・レイン
(1606-1669)